こんにちは布尾です(^^♪
秋になり、これからの季節は秋の長雨や台風もある時期ですね。
冬になれば雪の多い地方もあるでしょう。
八尾市や東大阪市では、雪の心配はほとんどありませんが…。
そこで今回は、家の防水について簡単にお伝えしたいと思います。
お家を選ばれる際に、予算の参考にしていただければと思います。
まず、お家の防水の役割ですが、雨の多い季節になってきますと建物防水効果が劣化している場合は、放置しておくと最悪、雨漏りという事態を引き起こします。
そうならない為にも、自宅の建物が完全に防水性を失う前に対応が必要になります。
例えば、外壁塗装やバルコニーの防水塗装や屋根塗装など戸建てにおいて、防水は高額となりがちな修繕のひとつでもあります。
防水の寿命は一般的に10年~20年程度(塗料の質に左右されます)ですので、購入前にリフォームを検討する時には優先順位や予算を計画しておいた方が良いでしょう。
建物がもっとも雨や雪にさらされる箇所は屋根ですので今回は屋根の形状と防水性の関係性をまとめてみました。
建物における屋根の種類
瓦屋根
大きな勾配の付いている瓦屋根やカラーベストでは下地で防水処理を行っていて、さらに瓦など屋根材を施工する際、水上の瓦を
水下の瓦の上に重ねる形で取り付けます。
水は高い所から低い所に流れますので、瓦の隙間から水は浸入し難くなります。この方法により、二重の防水効果で雨水の浸入を
防いでいるのです。
陸屋根(ろくやね、りくやね)
傾斜の無い平面状の屋根のことを言いますが、こちらの防水は注意が必要です。
平らな屋上とはいえ、若干の勾配は付いています。その勾配により排水溝へと水を流す訳ですが、前述の勾配屋根に比べたら水の流れは明らかに悪いです。
大雨の時には若干水溜りが発生することもあり、雪国では長期にわたり雪解け水が溜ることもあるのです。
勾配屋根に比べれば防水に対する条件が悪くなります。
木造建築物の陸屋根に注意が必要です。
木造建築物においても陸屋根を設けた物件は多くありますが、木造の陸屋根は防水層が切れやすいのです。防水層が切れるとは防水材が破れたり、接着面が剥がれて防水効果がなくなったりすると雨漏りが起こるのです。
なぜ木造建築物の陸屋根防水は切れやすいのかと言いますと、木造は構造体が木でできています。ご存知の通り木材はコンクリートや鉄骨と比べて柔らかい材料です。構造体が柔らかいということは、その材は変形し易いのです。
建物内で人間が生活することにより建物は若干ながら揺れています。強風や地震によっても建物の揺れは大きくなります。ちょっとした揺れや歪みでも、それが繰り返されることにより防水材の一部に損傷が起きます。
そして建物内に入った水は木材を腐らせます。更には湿った木材はシロアリの発生を促してしまうのです。
木造の陸屋根はできれば避けた方が良いと考えられています。
建築物においての防水は非常に重要です。そして防水には寿命があり、定期的に補修をする必要があります。
この場合の工費も多額になり、建物の修繕費用としては外壁塗装費用と並ぶ程大きい金額になります。
ただし怠ると雨漏りという重大なトラブルに発展してしまいます。
大切な我が家を守るためにも、家の中の設備と同様に家を購入したら、屋根やベランダ、外壁などもしっかりメンテナンスをしましょう。
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