最近は、TV番組やyoutubeなどでDIYをとりあげたコンテンツも増えてきましたので、
DIYリフォームへのハードルも低くなってきて、うれしい限りです♪
ホームセンターにも専用のコーナーが設けられ、趣味と実益を兼ねてDIYにチャレンジする
方が増えています。
多少の失敗があっても、なぜか満足してしまうDIY!必要以上に凝ってしまうDIY!笑
今回は、DIYで素人が手を出すべきではないものを3つご紹介いたします。
第3位 ウッドデッキ
第3位はウッドデッキです。
戸建を所有する方で、ウッドデッキに憧れを抱く人は多いと思います。
建物に接合する訳ではないので、何となく形になるのが、DIYでチャレンジしてみたくなる
ポイントだと思います。
では、ウッドデッキを簡単に考えない方がいい理由ですが、
・ウッドデッキは定期的なメンテナンスが必要
メンテナンスはめんどくさいという方は、基本メンテナンスフリーの樹脂製のものがメーカー
からあるので、業者に頼んだ方が良いと思います。
・耐久性の高い木材が必要
メンテナンスを考えると耐久性が高い木材の使用をオススメしますが、
耐久性が高い=固い木材なので、まずはしっかりとした道具が必要ですし、
それを扱うのにハードル高いかなと思います。
材料費を節約してホームセンターの安い(柔らかい)木材でウッドデッキを作ってしまうと、すぐに
傷んでしまいますので、少なくとも毎年ペンキを塗りかえるくらいのメンテナンスは必要となります。
第2位 ニッチ
第2位はニッチです。
ニッチとは壁に窪みを設けて飾り棚として利用するスペースのことです。
ではニッチがお勧めしない理由は、
・構造上の強度み影響を与えることがある
ニッチは施工の過程で壁に穴を開ける必要があります。
建物の構造にもよりますが、壁は建物の強度を担う意味でも重要な箇所ですので、
ニッチのために壁に穴を開けるということは…建物の強度を損なう恐れがあります。
もちろん、そういった問題のない壁であればニッチを作っても大丈夫なのですが、
素人の方では重要な壁とそうでない壁を見分けることは難しいはずです。
確かにお洒落ですが、リスクを負っても利用できるのは飾り棚程度しかないので…
ニッチを設けるより棚を作った方が現実的かもしれませんね。
第1位 壁面収納
第1位は壁面収納(突っ張り棒タイプ)です。
専用の金具を使って柱を立てて壁面収納を作るというDIYです。
壁に穴を開けずに済むので、賃貸やマンションなどでもできる手軽なDIYということで、
大変人気のがあります。
しかし素人施工による壁面収納はお勧めしません。
その理由は…
・地震で倒れるから
壁面収納の柱は天井とも床とも壁とも接合されていない、いわゆるつっかえ棒のような状態です。
柱自体は、積載荷重に耐えられる構造だとしても、大地震時の横揺れはまた別の問題です。
壁面収納の怖いところは、よくある施工事例ではテレビなど割と重たいものを載せるイメージが
多いかと思います。
重たいものは高い場所へ置くべきではないですし、置くならしっかりと固定しておくべきです。
専用金具でビスも使わずに誰でも簡単に設置できるのを売り文句にしていますが、
大地震時に凶器となる物を敢えて設置しなくてもいいのではと思います。
以上、DIYでやるべきではないことを3つご紹介いたしました。
つまり素人施工で良いものと、プロの技術が必要なものの区別を大切にしてDIYを楽しんでいただけ
たらと思います(^^♪
大事なところはコストがかかってもプロにお任せください!!
もし、とりあえず何かを作ることを楽しみたいんだ!という人は、簡単な家具や壁紙などで部屋
の雰囲気を変える事から始められたらいかがですか?