A,自分の適性予算を知る事です!
「なんだ簡単だ!」と思われたかもしれませんし、 「当り前じゃないか!」と思われた方もいるかもしれません。 しかし実際にはこれがとても難しいのです。
予算が低ければ低いほど購入者にとっては良いですよね。 では、「安い物件が良いですか?」と聞かれたらどうでしょう。 総額が安い物件が本当に良いのでしょうか?
ご存じのように、不動産物件は通常、高ければ高いほど価値があります。 不動産には適正相場というものがあるからです。 土地も建物も価値があるから高くなるのです。
一方、不動産会社は購入者が組めるローンの上限額から予算を決めて、物件をすすめてきます。 これが無理な買い物をしてしまう一番の原因です。内覧した物件で高いものが一番よく見えるので、 「これが買えるなら…ほかの事を少し我慢してでもローン返済しよう!不動産会社も大丈夫と言って くれているし……」という思考になり、購入に至ります。 そうです…将来の学費や生活の余裕を考えることにフタをして…。
ではどうすれば適性予算で購入できるのでしょう。 それは「逆算」して予算を知ることが大切です。
まず、 今払える月々の返済額を基準にし、そこから借入額を逆算します。 さらに、自己資金がある場合は諸経費、購入後の不動産取得税、カーテン、照明、エアコン、 家具、家電費用なども引いておく。 自己資金が無い場合は、先述の諸々諸経費もローンに組込む場合は借りる額から差し引いておきます。 なおかつ中古戸建の場合はリフォーム費用を引いて残った額が不動産物件の本当の購入額です。
上記内容を考慮し、無理のない適性予算を計算してみてくださいね(^^)/