「中古住宅+リノベーション」という買い方の人気が上昇中です。
しかし、不動産購入において「中古住宅を買うことが一番難しい」という視点も知っておいてほしいと思います。
「せっかく興味を持ったのに…」と思った方ほど知ってほしいコトです。
新築住宅は、リスクがあまりないから購入が簡単です。
実際に見て気に入れば、後は購入の決断をするだけとさえ言えます。
しかし、
中古住宅にはメリットもたくさんありますが、次のようなリスクもたくさんあるのです。
①建物の情報が少ない(図面や建築確認などがない場合がある)
②リフォームした後のイメージがしにくい
③購入前にリフォーム予算が立てにくい
④個人間売買だと、現状渡しで基本的に瑕疵担保責任が付かない
⑤思うようなリフォームができるのか分からない
⑥税制やローン条件などがわかりにくい
中でも一番多いのは、建物の不安と予算の失敗です。
ここに日本の中古住宅流通が失敗しやすい現状があるのです。
しかし、逆に言うと、ここさえしっかり勉強して、業者と賢く交渉できれば、成功に一気に近づきます。