中古住宅には消費税はかからない？手数料はいくらいるの？【八尾市・東大阪市 家探し】
意外と知られていないのが、不動産と消費税の関係です。
実は、個人間の中古住宅の売買には消費税はかかりません。
不動産は、基本的に消費税はかかりません。
建物には本来消費税がかかるのですが、中古住宅で個人間の売買の場合は、建物と土地の合計価格にも消費税はかかりません。
中古マンションも同じです。
ただし、売主が不動産業者の場合は建物に消費税がかかります。
しかし、中古物件の情報では、物件金額の中に内税で表記されているのが一般的です。
土地を買って、新築住宅を建てる場合は、建物価格に消費税がかかります。また、新築分譲の場合も業者が売主ですので、建物価格に消費税がかかります。
住宅購入が高額なので、消費税も大きくなります。
実際に10％の消費税の負担は大きいです。
将来もし、さらに上がるとすれば、負担はもっと大きくなりますね。
建物価格が2000万円の場合は、10％で200万円もの消費税を支払うことになります。消費税が上がるとますます中古物件に人気が集まるようになるかもしれません。
不動産仲介手数料については基本的に成功報酬です。
ですから、物件を案内してもらっても、資金計画をしてもらっても無料です。
金額はほぼどこで買っても変わりません。
宅建業法で定められた上限額が一般的です。
計算方法は、則さん法でこう計算してください。
物件価格×3％+6万円+消費税（物件か価格が400万円を超える場合）
不動産会社が出してくれる資金計画の中には、基本的にこの仲介手数料は入っていますが、予算に組み込んでおくことを忘れないようにしましょう。
支払うタイミングは契約時に半金、決済時（引き渡し時）ぶ半金が一般的です。
ちなみに、「当社が売主のため、仲介手数料不要！」と書いてある物件があります。
「これはお得！」と感じている方もいると思いますが、この場合は仲介ではなく売主なので、業者が売却価格を決めています。
つまり当然、すでに売却価格の中に利益をしっかり乗せているということです。
仲介物件の場合は、不動産会社が価格を乗せて売ることはありません。
あくまで売主さんが価格を決める立場にあり、不動産業者は成功報酬ですから、相場より高い価格で売ることはあまりすすめません。
やはり相場の価格で自裁の取引がされることがほとんどなのです。
手数料に惑わされて、変な物件をつかまないように知っておきましょう。
