Q23:結局どの金融機関で住宅ローン を組めばいいのでしょう?
A:金融機関それぞれの特徴を解説します。
住宅ローンといっても金融機関によって特徴が違いますので悩むのは当然ですよね。 住宅ローンを借りる金融機関は主に、メガバンク、地方銀行・信用金庫、フラット35、ネット銀行の4つが あります。まずここでは2種類の金融機関を解説します。
◎メガバンク (都市銀行)
みんなが知っている銀行で、経営体力があるため安心です。金利も比較的安めに設定されていますし、審査も 早く、団体信用生命保険の種類なども豊富で、多くの方がメインで使われる金融機関です。 不動産会社とも提携していることが多いので、スムーズに融資が進む安心感があります。
【向いている人】 大企業勤務、公務員、年収の高い人、信用度の高い銀行で借りた い人、窓口が近くにほしい人など。
【向かない人】 審査に不安がある人、個人事業主、確定申告をする人、勤続年数の浅い人、借入金額を伸ばしたい人、購入対 象物件に少し難がある場合など。
〇地方銀行 信用金庫 農協など
地方銀行や信用金庫の魅力は小まわりが効く強さです。メガバン クと比べると比較的難しい案件でもいろいろ な角度から融資に対して一所懸命に取り組んでくれる対応力があります。書類上ではわからない側面も重視し たり、人柄を重視したり、個人事業主にも積極的に対応してくれます。 また、地方銀行や信用金庫特有の審査方法 や住宅ローン商品もあったりします。 メガバンクではダメだった案件も承認が出たり、融資額がメガバンクより高額を組めたりする場合もたくさんあ ります。ただし、メガバンクよりは経営体力は劣ります。金利が少し上がる場合もあるでしょう。
【向いている人】 勤続年数が短い人、年収が高くない人、商売のお付き合いがある人、個人事業主、審査に不安がある人、購入対 象物件に少し難がある場合など。
【向かない人】 一番低金利で借りたい人、メガバンクの信用度を求める人など。
以上参考までに(^^♪