Q52:自営業で申告が少ないのですが、 借りられますか?
A:借り入れは可能ですが、個別で条件が変わるので相談してみましょう。
自営業者や職人など、自分で確定申告をしている人の場合の住宅ローン借入は公務員や給与所得者に 比べると、同条件で借り入れすることが困難な場合があります。
まずは、確定申告している金額によります。 たくさん確定申告さ れている場合は給与所得者と同じように年収に応じて借入額を決め ていけるでしょう。
ではなぜ、自営業者の場合は借り入れがしにくくなるのでしょうか? それは実際の経営の中で、自分の給料を低く申告している場合が多いためです。 税金や経営の理由で申告額を低くしている人には見た目の生活水準と申告額に乖離がある人もいます。 キャッシュを貯め込んでいる人は、現金でできるだけ多く頭金を入れて購入できるパターンもあります。 高い家賃を払っているので、早く購入し たいけど確定申告の収入額が低くて思ったような額のローンが組め ないという人が多いのが現状です。
ではどうすればローンを組みやすくできるでしょうか。次のパタ ーンに分かれます。
①確定申告の収入額を上げる 2、3年かけて上げていく場合や修正申告して上げる場合などが あります
②実際の収入が証明できるような場合や資産がある場合は、個別案件で対応してもらう まずは自分の取引先の金融機関に当たってみることをおすすめし ます。金利が変わる場合もあります。
実際にはローンを払っていけるであろう人でも、借り入れの段階で困ってしまうケースもたくさんあり、 よく相談に来られます。
金融機関によって同じ人でも可と不可が分かれますので、諦めずに不動産担当者に相談して探してみましょう。